古典落語 「勘定板」

 これはちょっと詳しくは申し上げられないような噺でござい
ます。
 正直申しまして、私、この手の勘違い、擽り爆笑ものの噺は
苦手なのですが、知り合いから「お品良く振る舞っていてばか
りというのもいかがなものか? もうちょっと滑稽の域に踏み
入ってみるべきでは?」との尊い(?)ご批判を頂戴し、この
際と、意を決して挑戦してみることと致しました。しかし、人
間というものは、誰しも自分勝手に相手の話を解釈してしまう
ものですね。この噺ほどではなくても似たようなことはいくら
でもございます。ある意味教訓になる噺でございます。
 噺の要約をやってみるのですが、これがどちら様も腸捻転も
のの発作的劇苦笑に陥られるのでございます。なんとも実に恐
ろしい噺です。
 ということで、あまりご期待なさらないように!